今日話す5つの言葉、みんなも使ったことがあるかもしれません。
でも実はこれ、日本人をちょっとびっくりさせるというか、不快にさせるような言葉の可能性があるんですね。
でもこちら側、日本人側はしっかり感じ取っていたとしても、誰も教えてくれなかったりするんです。
ってことは気づかないまま、失礼な人って思われちゃう可能性があるんですね。
今日はそれについて話していきたいと思います。
で、一つ目、一つ目が「あなた」っていう言葉なんですけど、英語だったら「you」、だから日本語にしたら「あなた」っていう意味なんですけど、これ日本人からすると、あなたって言う機会なんてないんですね。
僕もあなたって言ったことないかもしれないです。今まで今までの人生であなたって言ったのは、本当に覚えてないぐらいないですね。なんか、ふざけて言ったかなぐらいなんで。
ほとんど、てか日本人はあなたっていうことはないですね、正直言うと。
で英語のあなたと日本語のあなた、英語だったらyouですけど、これは全然別物で、英語の方はちょっと中立的な言葉で使えますよね。だからみんなが使っているイメージが僕はあって、それだから別に変な感じではないと思うんですよ、英語のyouは。
でも日本語でそれをそのまま、あなたって言っちゃうと、これはそういう使い方を僕らはしなくて。
日本語ってそもそも主語を省略するんですね。だから毎回「僕は」とか「私は」って言わないんですよ。なんか主語が明確な時は、僕らは主語は入れずに喋り出すというか。その「彼がね」とか「あなたは」とかそういうことは言わないんですね。言うこともあるんですけど、省略するっていうのが自然な話し方なんですけど。だからあなたって言う機会というか、使うことがそもそもないんですね。
正直あと、「あなた」「あなたね」とか言われると、ちょっとびっくりするというか。あなたって使っていい場合が、僕が知る限り一個だけあるんですけど、それは奥さん、結婚してる人、奥さんが夫に対してあなたっていうのは聞いたことあるんですけど、それもちょっと古いのかな。最近はちょっとあんま聞いたことないですけど。
僕があなたって言われた時は、なんか興味ないのかなぁとか、なんかちょっと距離感がすごいあるように感じます。ちょっと距離を取りたいんだろうなぁというか、本当に興味ないんだろうなぁという人にあなたって使うことはあるかもしれないんですけど、まず聞いたことないですね。
正直あなたって言われると、ちょっと正直僕からするとあんまりいい気分ではないというか。だいたい目上の人が、自分より上の立場の人とか年上の人が使うイメージですけど、まあ強いて使うとしたらですけど。
例えば年下が年上に対してちょっと「あなたね」みたいな感じで言ったらめっちゃ失礼なんで。まあだいたいどの人が使っても上から目線なんですよ。だから本当にあなたっていうのはすごい偉そうだし、本当に聞いたことないので。
奥さんが夫をあなたっていう場合、クレヨンしんちゃんで見たぐらいで、あとどういう場面で使ってるのかよくわかんないですけど。これはまあ奥さんがその夫に対してあなたっていうのはまだ使い方としては正しいけど聞いたことないですし。
うーんあと「君」っていうのも同じで問題がちょっとあって、君って言ったら、あなたとほぼ一緒の意味だと思うんですけど。君とか言われると、超上から目線だし、なんか舐められてるな俺って思います。上司が部下に言うっていうならまだ分かるんですけど。まずそもそも上司、自分が偉いとしても、君って絶対言わない方がいいし。この人ちょっと嫌な感じだなーって、僕は正直君って言われたら思います。名前をなんか覚える気がないんだろうなというか。
正直この「あなた」とか「君」はどの立場でも言うと違和感があるというか。友達の間で言ったら急にマジでどうしたんだろうって思うし。だからこの2つは使わないほうがいいかな。僕はいい気分にならないです、上の立場の人から言われたとしても。
だから名前で呼ぶというか、そういうのを意識してやるといいかもしれないです。あなたとか君とかお前もそうですけど、誰もいい気分にはならないですね、そう呼ばれて。
あとまあ自分の上司、例えばまあ社長とかだったら、社長って呼べばいいし、自分の先生だったら先生って呼べばいいし。名前で呼ぶようにしないとちょっと失礼になるので、これは気をつけていったらいいと思います。
次が「さようなら」っていう言葉なんですけど。これ多分みんな知ってるんじゃないですか、多分知っていると思うんですけど。これ友達にいきなりさよならとか言ったら、これもう終わり、一生会わないのかなこの人って僕は思います。
これ「さようなら」ってどういう語源というか由来かっていうと、ちょっと調べてみたんですけど、「左様ならば」、これ「そういうことであれば」っていう意味なんですけど。これが縮まった言葉が「さようなら」っていう意味なんですけど。別れ自体の表現ではなかったみたいなんですけど。「左様ならば失礼します」「左様ならば致し方ありません」みたいな感じで、状況を受け入れて場を引き上げたりとかする場面で使われることが多かったから、このさようならっていう言葉になって、これが別れの挨拶として定着したっていうのを調べたら出てきたんですけど。
これ多分日本人でも知らない人が多いと思ってて。さようならっていうのは特別な状況で別れる時とかいう、そういう重たいニュアンスを持ってるんですね。
で今考えてみたんですけど、さようならって結構使う場面、間違って使ってたなーって思うことが多くて。本来だったら、その永遠に別れるとか、マジで会いたくないからさようならみたいな、そういう重い状況で使うとき。漫画とかアニメとかでも結構そういう状況で使ってるなーっていうイメージがあるんですけど。
なんか学校でね、さようならって毎日言ってたんですよ、僕小学校の時。特に帰る時になんか「さようならー!」みたいな感じで毎日言ってて。でも大人になっていくにつれて、さようならなんていう機会がどんどんなくなっていって、最近本当に使わないんですね、さようならなんて。
だから子供の時、僕全然意味を分からずにさようならっていうのは軽い気持ちで言ってたんですけど。だから小学校の教育、小学校でなんでさようならってみんな言ってるのか、ちょっと意味が分かんないんですけど。
だからこういうことがあるから、今も間違えて使っている人とか、もしかしたら日本人でもいるかもしれないし、こういう意味があるんだよっていうのを知らない人っていうのは結構いるのかもしれないですけど。教科書とかにさようならって書いてて、これをもし普通に友達とかにさようならって使っちゃってる人がいたら、日本人はもちろん分かりますけど、本当に永遠のさようならとか言ってるんじゃないだろうなって。分かるけど、さようならっていうのは僕らはそういう使い方しないので、これを気をつけてみてください。
さよならの代わりにどんな話し方をするかっていうと、友達とかだったら「またねー」とか「バイバイ」とか「また明日ー」とかそんな感じ。「じゃあねー」とか、そんぐらいのテンションで言うんですけど。職場とかそういうとこだったら「お先に失礼します」とか「お疲れ様でした」みたいな感じで言うのかな。
例えば日本人の友達が僕にさようならって言ってきたら、なんかあったのかなーって正直思いますね。僕がやらかしたのかなとか、そんな感じで思います。
だからちょっと気をつけて使ってみてください。こういう時にさようならを使うんだって分かっていればいいと思うんで。意識してこのさよならの使い方、さよならを使うのは本当に永遠にさようならとか、本当にもうこの人と会わないなとか、会いたくないなとか、もう一生会わないって決めたときに使う言葉だと思うんで、そういうシチュエーションがあるか分かんないですけど使ってみてください。
3つ目が「上手ですね」っていう言葉なんですけど。これみんな褒め言葉じゃんって思ったかもしれないんですけど。これその言葉の前にある言葉が入ってるんですね。日本人でもあんまり気づいてないかもしれないです、正直。でも日本人はこれ上手ですねって言われると、場合によってはちょっと不快な思いをすることがあります。
でこの上手ですねっていうのは、基本的に評価してる人と評価されている人で上下関係を作っちゃうんですね。この言葉を使うときっていうのは、言った側、その言う側の人が審査員というかなんかジャッジしてる感じが出ちゃうんですね。判断してる。これが良い悪いみたいな感じでだから、上の人が使う、上の立場の人が使うイメージっていう言葉なんですけど。これはもちろん上の人もあんまり使わないほうがいいと思うんですけど。これはちょっと時と場合によるんですけど、なんか偉そうだなって僕は思います、上手ですねって言われたら。
これ何でかって言ったら、上手ですねっていう前に逆説の言葉、ちょっと難しいかもしれないんですけど、「○○なのに上手ですね」みたいな感じの言葉が入るんですね。例えば初心者なのにめっちゃサッカーが上手い人がいたとしたら、上手ですねって言うんですよ。これはこの前に言葉がないんですけど、「(初心者なのに)上手ですね」って。この言葉が隠れてるんですね。
あとまあ上手ですねとはちょっと違うけど、例えば若いのにしっかりしてる人に対して「しっかりしてるね君」みたいな感じで言う時に、これって「(若いのに)しっかりしてるね」って。大人に対してそのしっかりしてるねって言わないじゃないですか。50代の人とか60代の人に対して「しっかりしてますね」なんて言わないんですよ。「(若いのに)しっかりしてるね」って評価している言葉になっちゃうんですね。
だからこの逆説の言葉、「○○なのに上手だね」みたいな、これは期待が低かったのに、それを超えてきたっていうことですね。初心者なのにめっちゃサッカー上手いとか、そういう感じ。だからこれも無意識的に偏見が入ってるんですね。若いのにしっかりしてるねもそうだけど。
だからスポーツとか何でも、習い事とかでもいいけど、そういう時に期待値が低いというか、できないのが当然じゃないですか。だからそういう自分が思っているよりも上手だった時とかに上手ですねとか上手だねみたいな感じで言うんですけど、これは本当にバカにしているわけじゃないですねこの場合。
この今しゃべった「初心者なのに上手ですね」とか「若いのにしっかりしてるね」っていうのは、無意識的に偏見が入っているけど、別にこれはバカにしてるわけじゃなくて。
今から使っちゃダメな時を言います。これがその長年ちゃんとやってきた人に対して上手ですねっていう時。例えば料理人の人がいるとしますよね。料理人で何十年とその本気でやってきた人がいるとして、その人に対して「料理上手ですね」って言ったら、そのちょっとイラッとされる可能性があるんですね。
自信を持ってやってきたことに対して例えば「上手ですねー」って言われると、まあその失礼というか、それはそう、頑張ってきてるからねって思います。
これちょっと説明難しいんですけど、歌手の人とかに「歌上手ですね」とか言っても、まあそれでお金もらってやってるからねっていうイライラされるというよりは、「まあそれはね、それでやってきてるから」っていう感じになっちゃうんですね。
でもこれだからみんな一回言われたことあるかもしれないんですけど、「日本語上手ですね」って言われたことありませんか?これはバカにされてはないんですよ。僕も「日本語上手ですね」って言うことめっちゃあるし。でもこれはだから根本的には自分の期待を裏切ってるというか、「(外国人なのに)」っていう言葉が前に入ってるんですよ。この場合悪意は完全にゼロで純粋に褒めてるんですね。
僕も本当に思ったとき、めっちゃ上手じゃんと思って普通にすごいなーって思った時に言うし。でもこれはだからちょっと使い分けが難しい場合があると思います。これはみんなはちょっと使い分けが難しい場合があると思うので、上手ですねっていう言い方はあんまりしないほうがいいかもしれないです。
例えば料理人の人に対してご飯料理食べた時に「すごい上手ですね」とか言うよりは、「めっちゃ美味しい、感動しました」とか感想を言うとか、「最高でした、ありがとうございます」みたいな感じで、上手ですねっていう表現じゃなくてそうやって表現してあげるとか。歌手の人に対しても上手ですねって言っても別に失礼になるわけじゃないけど、上手ですねって言うよりは「なんか素敵な歌ですね」とか「本当に感動しました」みたいな感じで言ってあげた方がいいんで。
上手ですねが全部失礼になるわけじゃないんですけど、失礼になる場合もあるので、ちょっと難しいなって思う人は使わないでいいと思うし。でもみんながその日本語上手ですねって言われてるときは、別に僕らは全くバカにしてるわけじゃないんで。でもさっきも言ったけど、この言葉を掘り下げていくと「○○なのに」っていう言葉が入ってるってことですね。だからこれはちょっと使い分けが難しいので、まあちょっとわかんない人は使わない方がいいです。
4つ目が「さすがですね」っていう「さすが」っていう言い方なんですけど。これはなんか「さすが!」て「さすが○○さん」みたいな。僕がもし「さすが!」って言われても全然嬉しくないというか。僕の感じ方がちょっと人と違うのか分かんないですけど、多分みんなも一緒だと思います日本人。
これ何でかっていうと、これもなんか評価されている感覚があるんですね。この「さすが○○さん」みたいな「さすがだね」とか。これは逆に多分評価がなんだろう高い、評価が高い前提に対しての褒め言葉。ちょっと難しいかもしれないんですけど、さっきと逆ですね、上手ですねの逆。やっぱり「○○さんすごいですね」みたいな感じで言うんですけど、これも結局は評価してるとか採点してる側に立っちゃう言葉なんですよ、この言葉も。
だから評価されてるなっていう感覚になっちゃうというか。どんだけ本当に褒めてるとしても、そういう受け取り方をされちゃうというか。さすがって言われた時に、なんか褒めてないんじゃない、なんで評価してんだろうって思う人もおそらくいると思います。
これはなんかさすがっていう言葉は皮肉にも使われるというか。これはまあ(もともと)ポジティブな言葉ではあると思うんですけど、皮肉にも使うことがあって。嫌いな人いたら思い浮かべてほしいんですけど、嫌いな人に対して例えばその人が失敗した時に「いやさすがだね」みたいな感じで言ったら、めっちゃ皮肉なんですよこれって。完全にバカにしてる使い方で。
これはアニメとかで、もしかしたら見たことある人いるかもしれないんですけど、なんか期待外れの時とかもなんか「さすが○○さんだねー」みたいな感じで言ったりとか。これはでも本当に大嫌いな人以外は使わない方がいいし、大嫌いな人にも使わない方がいいんですけど。アニメとかで使ってるのはこういう使い方の方が多いんじゃないですかね。さすが○○さんみたいな皮肉とかで使ってるのが多いと思うんで。
だから僕的にはその褒め言葉としてさすがって使われても、なんか評価されている言葉なんで。これもともと評価する言葉だから、僕はあんまり好きじゃないというか。だからまあ僕は使わないですし、なんか上からに感じやすいというか、僕はそれをすごく感じるので使わないです。もしかしたら僕より上の年上の人とかはそういう使い方するのは普通って思ってるかもしれないですけど、僕の年代とかだとそういう使い方あんまり、さすがって言うとなんかちょっと小馬鹿にしてるような感じがするんで、全部使わないほうがいいですね正直。
これはさすがっていう代わりにどうやって褒めればいいかっていうと、具体的に言ってあげる。これ例えばプレゼンテーション、会社のプレゼンテーションとかがすごい上手な人がいたら、さすがですねって言った後に具体的な理由を入れてあげる。「こういうとこがすごかった」とか「良かったよ」みたいな、「こういうとこがいいなって思った」みたいな感じで具体的なことを入れてあげたら、さすがだねって言われた後でも「あ、褒めてくれてるんだこの人は」ってなるんですけど、さすがだねだけ言われた時に僕は「ん?」ってなります。
そうだから具体的な良かったところとか、いいなって思ったところを入れてあげると、さすがだねも使えるというか。ちょっと話ごちゃごちゃになったかもしれないんですけど、こういう感じですね。みんなちょっとこの言葉、言語の勉強しながらこれを理解するのはちょっと難しいかもしれないんですけど、何回も聞いたら徐々に理解できると思うんで、そういう使い方もしていってみてください。
最後5個目なんですけど、これが「○○してください」っていう言葉なんですね。これみんな、これ丁寧語じゃんと思ったと思うんですけど。これはすごくなんか高圧的に僕は感じます。てか日本人だったら高圧的に感じると思うんですけど。
これはね、なんで「○○してください」がそう感じられるかっていうと、「してください」っていう言葉って、まあ丁寧な言葉だけど、これは「してくれ」「〜してくれ」みたいな言葉を丁寧にしてるだけなんですね。この「してくれ」っていう言葉って強制してる言葉、「これやってよ」みたいな、相手に何かをさせるとか、その強制の言葉をただ丁寧にしただけなんですね、このしてくださいっていう言葉は。だからその言葉を丁寧にしたとこで強制してるっていうことには変わりがないので、まあ命令は命令なんですねこれは。僕らからするとすごく高圧的に感じるんですね。
でこの依頼、「〜してください」って、この「〜してほしいな」っていう感じなんですけど、これはまあお願いするんですね僕らは。その「してください」っていう代わりに「○○できる?」とか「○○お願いしていい?」みたいな感じで言うのが、そのしてくださいじゃなくてお願いする。だからこれは「してください」って言うと、相手が選択できないじゃないですか。
この違いっていうのが結構日本人は敏感で、してくださいもお願いしていいも根本的にはお願いしてるんですけど、これで全然感じ取り方が違うんで。もし使っている人がいたら直してみると、より日本人っぽくはなるので。みんなが使っても失礼かと言われると、そこまで失礼ではないと思うんですけど、これ日本人が日本人に対して言ったときなんかちょっと高圧的だなって僕は思います。
「していただけますか?」とか「これお願いできますか?」とかだったら、まあ自分より立場が上の人とかに使ったり。その親しい人とかにやったら「これしてよ」とか「してください」みたいな使い方するんですけど。でも「お願いしていい?」とか「これしてもらっていい?」みたいな感じで聞いた方が絶対、この人雰囲気いいなっては思われるんで。
僕は全然普通に「これ○○して」って友達に言ったりするけど、これは仲いいから言ってるんであって。仲良くても「お願いしていい?」とか言った方が多分いいと思います。多分使い分けはこれ難しいんで、だいたいお願いする形で聞く、何かしてほしいなとか思ったときは、この使い方やってみたらいいと思います。
この5つ全部に共通しているっていうことがあって、これはみんなは悪気がなく使っているけど、日本人的には使わない表現だから使い方が難しかったりもするので、みんなはこういうのを頭に入れて、ちょっとこういう話し方でやってみようかなとか、そういうのを入れていくと、どんどんネイティブっぽく日本人っぽくなるので、これ使ってみてください。
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